種類の多い長寿のお祝い
長寿のお祝いは人生の節目でお祝いをするものとなっています。
節目の年齢になるので、種類が多いものとなりますが、それぞれに意味が込まれています。
こちらではその基本の知識などについて解説をしておりますので是非ご参考にしてみてください。
お祝いの年齢早見表
| 名称 | 由来やお祝いの仕方など |
| 還暦 （かんれき） 61歳 （満60歳） | 本来の習わしでは、ご本人が赤いちゃんちゃんこを着てお祝いをしていました。 赤い色には魔除けの力があるとされ、古来より赤ん坊に赤い産着を着せる習慣がありました。 「生まれた年の暦に還る」という還暦は、「赤ちゃんに戻る」と捉えることもできるため、 還暦祝いに赤いちゃんちゃんこを着るというようになったそうです。 |
| 古希 （こき） 70歳 （満69歳） | 現代では還暦よりも本格的な長寿の祝いと考えられているようです。 紫色が長寿祝いの色とされています。 一般的には食事会や旅行などでお祝いをされる方が多いようです。 |
| 喜寿 （きじゅ） 77歳 （満76歳） | 紫色が長寿祝いの色とされています。 地域などによっては紫色のちゃんちゃんこなどを用意する風習があるようです。 |
| 傘寿 （さんじゅ） 80歳 （満79歳） | 黄色（金茶）が長寿のお祝いの色とされています。 それ以外は他の長寿のお祝いと同じようなお祝いの仕方になります。 |
| 米寿 （べいじゅ） 88歳 （満87歳） | 黄色（金茶）が長寿のお祝いの色とされています。 日本では「八」という数字を「末広がり」と捉え、縁起のよい数字と考えてきました。 その「八」が二つ重なる米寿は特におめでたいとされ、 還暦と同じくらい盛大にお祝いする地域があるそうです。 |
| 卒寿 （そつじゅ） 90歳 （満89歳） | 紫色が長寿のお祝いの色とされています。 現在（2022年）日本の平均寿命が男女合わせても85歳くらいですが、 それを上回る年齢でかなり長寿になります。 それ以外は他の長寿のお祝いと同じようなお祝いの仕方になりますが、 体調面などを優先に考えたほうがよいでしょう。 |
| 白寿 （はくじゅ） 99歳 （満98歳） | 白色が長寿のお祝いの色とされています。 昔は99歳まで長生きすることは珍しかったのでお祝いをされることはあまりなかったそうです。 卒寿と同様、体調面などに気を付けてお祝いをされるとよいでしょう。 |
| 百寿 （ひゃくじゅ・ももじゅ） 100歳 （満99歳） | 白色が長寿のお祝いの色とされています。 １００年、一世紀を迎えたという意味で、「紀寿（きじゅ）」とも呼ばれています。 こちらも体調面などを優先にしてお祝いされたほうがよいと思います。 |
本来は数え年でお祝いをするのが一般的でしたが、現代では満年齢でお祝いをされることが多くなってきたようです。
贈り物の品選び
基本的には食事会や旅行などされることが多いようですが、品物の贈り物の際は長寿お祝いでは結構悩まれるかと思います。
当店では置き時計の贈り物が実績がございます。
置き時計は壁にかけることなく手軽に置くだけですし、少し重厚感・高級感のある時計が多いので、
長寿のお祝いにおすすめです。記念にも残って良いですね！プレート刻印で名入れも可能です！
ギフトを贈るポイント
贈るタイミング
食事会などをされる場合は、その時に手渡しなどで贈ると気持ちが伝わるかと思います。
食事会などされない場合などは、持参や配送でも問題ないかと思います。
熨斗について
長寿のお祝いの熨斗は、紅白の蝶結びタイプの水引が付いたものを選びます。
| 熨斗の表書き | 用途・意味など |
| 寿・御祝 | どの長寿お祝いにも使用できます。 |
| 祝還暦・還暦御祝 | 60歳の誕生日のお祝い |
| 祝古希・古希御祝 | 70歳の誕生日のお祝い |
| 祝喜寿・喜寿御祝 | 77歳の誕生日のお祝い |
| 祝傘寿・傘寿御祝 | 80歳の誕生日のお祝い |
| 祝米寿・米寿御祝 | 88歳の誕生日のお祝い |
| 祝卒寿・卒寿御祝 | 90歳の誕生日のお祝い |
| 祝白寿・白寿御祝 | 99歳の誕生日のお祝い |
| 祝百寿・百寿御祝 | 100歳の誕生日のお祝い |
熨斗のお名前部分は必ず「贈り主の氏名・会社名」を入れます。
たまに「贈り先様の氏名・会社名」を間違って入れられる方がいらっしゃいますが、贈り主になりますのでお気をつけ下さい！
当店ではご注文確認を細かくしております為、ご注文いただいた熨斗などについて疑問がありましたらご確認のメールやお電話をさせていただいております。
熨斗のかけ方
外熨斗
贈り物を強調したい時や持参して手渡す場合は、包装後に熨斗紙をかける“外熨斗”を使います。
内熨斗
控えめに贈りたい場合は、品物に直接熨斗紙をかけ、その上から包装する“内熨斗”を使います。
どちらかと言うと内祝いに最適です。
配送してもらう場合は、汚れや傷を防ぐために内熨斗が良いとされていますが、
当店 正美堂は外熨斗でも更に上から厳重にプチプチ（緩衝材）でくるんで、外からの衝撃を極力抑えるようにしていますので汚れや傷は問題なしです！